入江美树,本名ヴェラ・ヴィタリエヴナ・イリーナとして神奈川県横浜市中区鷺山に生まれる。父親ヴィタリー・ペトロヴィチ・イリーンは大連育ちの白系ロシア人で不動産業者。母親は茨城県出身の日本人で料理研究家の入江麻木。家庭では母が日本語を話さなかったため、ロシア語で育てられる。サンモール・インターナショナルスクール在学中の1958年、母とメイドが冗談半分で『装苑』のモデル募集にヴェラの写真を送ったところ2000人の中から1位に選ばれモデルとしてデビュー、同校を中退。1964年、第1回国際ファッション大会で1位入賞。日本テレビ系『シャボン玉ホリデー』にマスコットガールとして出演。1965年、第16回NHK紅白歌合戦の審査委員を務める。1966年、勅使河原宏監督の映画『他人の顔』に出演。