東京の郊外、20万人以上が暮らす多摩ニュータウン。その中心にそびえ立つ、売り場面積1500坪の巨大中古ショップが舞台。フロアを埋めつくす60万点の商品のほとんどが、不用になって持ち込まれたモノだ。新品同様の流行りモノから、父親の遺品、青春時代の思い出が詰まった音楽機材、かつて子ども一緒に楽しんだ「たこ焼き器」まで。ひとつひとつのモノに込められたストーリー。それらを手放す時、人は何を思うのか?
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