極道社会に君臨するファミリーの血と絆、愛憎を描いた一大極道巨編。監督は『罪の余白』の大塚祐吉。 鬼のシマシュウとして全国に名を馳せた青雲会会長・三島修司（松方弘樹）は、末娘・ミカ（加賀美早紀）の為、盛大な結婚式を開くのだったが、紛れ込んだ関西雄和会のヒットマンにより命を狙われてしまう。奇跡的に一命を取りとめた修司だったが、気の荒い長男・哲夫（永倉大輔）は唯一の手がかりである殺し屋を射殺してしまう。この事件を発端に、頼りないゲイの次男・明宏（小沢和義）、稼業を嫌って家を出た三男・勇樹（曽根悠多）を巻き込んだ報復抗争へと発展し、結果的に哲夫自身への凶弾という最悪のシナリオを招いてしまう。そして、その裏には意外な黒幕が…。