福井県おおい町にある大飯原発の再稼動に揺れる住民たちの声をすくい上げたドキュメンタリー。2006年に大飯郡大飯町と遠敷郡名田庄村が合併されて生まれた、人口8700人のおおい町。住民は、この地に建設された大飯原発と折り合いを付けながら生活していたが、11年の東日本大震災による福島第一原発の事故が、あおい町の住民の暮らしにも大きな影を落とす。12年、世論が二分されるなかで大飯原発の再稼動が伝えられると、マスコミやデモ隊が押し寄せ、誹謗中傷の電話が鳴り響く。そんな原発問題の渦中におかれた町を訪ね、そこに暮らす人々の対話から、声にならない本音と建前を聞き出すことで、現代日本が抱える問題を浮き彫りにしていく。
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