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終着駅牛尾刑事50作記念作品~荒野の証明

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简介

大手繊維メーカー“古川紡績”本社ビル内のトイレで男性の絞殺遺体が発見され、新宿西署の牛尾正直刑事(片岡鶴太郎)は現場に急行した。その夜、本社ビルでは古川紡績の創業記念パーティーが開催されており、会長の江頭啓造(鶴田忍)、その息子で社長の克己(永岡佑)を始めとした役員、大勢の来賓や関係者たちが出席していた。 遺体の身元は、取引先の渉外部長だった脇田典幸(堀内正美)。妻・琴江(原日出子)によると、脇田は2年前に脳梗塞を患い、リハビリを経て復帰したものの、半年前に退職。現在は故郷の長野・松本で静かな生活を送っていたという。事件当日は、元部下から仲人を頼まれての打ち合わせで上京しており、パーティーにはその部下に誘われて立ち寄っただけだったとわかる。また、脇田の宿泊先のビジネスホテルのロビーで、彼の帰りを待っていた男がいたようだが、正体は不明だった。 捜査をはじめた矢先、本庁から捜査二課の第三知能犯捜査係係長・関川響子(高島礼子)らが乗り込んできた。二課は詐欺や汚職事件を扱う部署で、響子は牛尾らがつかんだ情報をすべて提供するよう要求するが、「二課の捜査は秘密保持が原則」といって自分たちの追う捜査内容すら明かさない。そればかりか二課が動いていることは決して外部に漏らすなという高圧的態度に、山路刑事(徳井優)らは反発する。 やがて、脇田の帰りを待っていた謎の男は、古川紡績の事業開発部にいた山名功(中村俊介)と判明。牛尾は勤務先を訪ねるが、花形部署のエースだったはずの山名が関連企業のホームセンターの閑職に左遷されていることを知って驚く。 山名は、脇田とは、毎朝立ち寄るカフェで知り合ったことを打ち明け、事件当日の昼間、久しぶりに上京するから会おうと連絡があったのだと話す。そしてまた、牛尾は、山名の勤めるホームセンターの従業員・竹内愛(中島亜梨沙)の妹・由香(今野杏南)が、数日前から行方不明になっていることを、耳にする。由香は銀座のクラブホステスだったが、そのクラブの店名を聞いた響子は顔色を変える…!? いったい響子たち捜査二課は何を追っているのか…!? そして殺人と失踪――2つの事件はどうつながっているのか…!? 牛尾刑事が執念の捜査で突き止めた、思いもよらぬ真相とは…!?

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