山城組の佐伯博司(田口トモロヲ)は、相棒の進一(斎藤歩)と共に半端な極道人生を過ごしてきた末、親分の黒川(清水紘治)に撃たれもはや瀕死の状態。その死に際、博司は自分がヤクザになるきっかけを作った「ある出来事」に対し、記憶が走馬灯のように駆け巡る―。40年前。親ナシ・家ナシの博司(榊原広己)は同居人の女・アイ(水井真希)を売り、貯めた金で海外で暮らすことを考えながら、ろくでもない生活をしていた。そんな折、道中で進一(小林竜樹)にケンカを売られ、その日以来二人は意気投合。不良達とケンカに明け暮れる毎日だった。しかしケンカを売った相手がヤクザの山城組で、友人の三太(久住翠希)を山城組幹部・黒川(永岡佑)に拉致られてしまう。「100万持って来い」と言われ、博司と進一はなんとか金を工面するが……、事態はさらなる悲劇を招いてしまう。半端者たちが人生の分岐点で選んだ、極道という生き方。死に際の夢を見ながら、博司は今、何を想うのか―。
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