京都府警捜査一課の狩矢警部(田村亮)の一人娘・和美(藤谷美紀)は、編集プロダクション『唐竹企画』の記者兼カメラマン。夏目利彦(原田龍二)という新聞記者の恋人がいる。 夏目がガイド役を務める『京都開運ツアー』に、和美もカメラマンを兼ねて同行取材することになった。ツアー参加者は和菓子店店主の葛西幸男(西田健)夫妻、書道講師の野々村永(雛形あきこ)とその生徒・早田綾子(岩佐真悠子)、西陣織の老舗社長・田辺隆明(石橋保)一家、クラブママの西島エリ(岩橋道子)とホステスのレイカ(吉谷彩子)らで、京都に点在する“開運スポット”と呼ばれる名所を訪ねていく。 ツアーの途中、秋山圭祐(梅沢富美男)が経営する写真スタジオに立ち寄って撮影イベントが行われるが、その最中に田辺の息子・幸人(歳内王太)が行方不明になる騒ぎが発生。まもなく秋山が、物置に閉じ込められていた幸人を発見して事なきを得るが、秋山によると、物置の扉にはつっかえ棒のように箒が立てかけられていたという。 何はともあれツアーは終了し、和美と夏目がホッと胸をなでおろしたのもつかの間、ツアー参加者の綾子が橋の上から転落死する事件が発生! 和美と夏目が遺体を発見した際、綾子は1枚の絵葉書を指さして死んでいた。絵葉書には“鴨川に白鷺と紅葉”がレイアウトされていたが、和美はその絵葉書こそが、綾子が真犯人がだれかを伝えようとしたダイイング・メッセージではないかと考える。 田辺の会社のシンボルマークが白鷺だと知った和美と夏目は、取材のふりをして田辺に接近。すると田辺が、転落死した綾子と不倫関係にあったことが発覚。さらに調べを進めていくと、田辺はクラブママのエリとも関係があったことがわかる。 その一方、和美が撮影したツアー当日の写真を見ていた『唐竹企画』社長・山野美野里(山村紅葉)は、謎の男がツアー一行を密かに尾行していたことに気づき……。絵葉書が示すダイイング・メッセージの謎とは…!? ツアー一行の後をつけていた謎の男の正体は…!?
影视行业信息《免责声明》I 违法和不良信息举报电话:4006018900