沖縄戦で亡くなった愛する人の最期を調べるために、本土から毎夏、沖縄にやってくる初老の女性と、沖縄戦で亡くなった兵士の頭蓋骨を大切に祀(まつ)っている地域の大人や、島で暮らす子どもたちの様子をからめながら、戦争は人々に何を残したのか……を描いた作品です。原作は、沖縄出身の芥川賞作家の目取間俊氏、監督は、「橋のない川」や「絵の中のぼくの村」「わたしのグランパ」など、日本人の心を詩情豊かに描く東陽一氏です。目取間氏は、脚本も手がけています。
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