盟王製紙の総務課に勤める南條隼人は結婚間近。同僚との付き合いも断り倹約を重ね、やっとの思いで3階建てのマイホームを購入した。 が、入居を目前にして、婚約相手に携帯電話で「もう会えない」と一方的に破談を言い渡されてしまった。南條はヤケ酒で泥酔し、強引に課長を新居に案内する。その際に課長の「南條の新居を会社の女子寮にする」という提案に、南條は酔った勢いで了承してしまう。折りしも、盟王製紙は経費削減として社員寮の整理を検討していたが、代官山の女子寮に住む4人は退去の条件に代替の寮を要求しており、対処に困っていたのだ。 酔っていたとはいえ了承してしまったことと住宅ローンとで選択の余地のない南條だったが、南條の不満に臆することのない女子社員4人との不思議な同居生活が始まるのであった。
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