いま、映画ファンや批評家から“次回作が最も期待される映画監督”と評される園子温。作家性の強い独特の世界観と破廉恥で過激な描写が、見る者の心をざわつかせ、大きく揺さぶっている。2009年に公開された『愛のむきだし』をはじめ、園作品は国内よりも海外で高い評価を受けている。 そして驚くべきはその多作ぶりだ。6カ月間の取材中、園は3本の映画制作を同時に進行させながら、さらにその先に控える複数の作品の構想まで練っていた。映画制作の合間には取材やテレビ出演、その上小説まで書いて発表するなど、スケジュールは年末までびっしり。 売れっ子になった今でも、園作品は常に物議をかもす。いち早く震災・原発を題材にした2012年公開の問題作『希望の国』もその1つ。ファンも増えたが批判の声も少なくない。だが、原発の問題はいまだに園の中で終わっていない。新たな作品作りのため、過密ス...
影视行业信息《免责声明》I 违法和不良信息举报电话:4006018900