東京近郊で飲食チェーンを展開している会社に勤めるバツイチの主人公、木原二郎。 優しい性格が災いし、仕事では上司と部下、プライベートでは姉妹の間で何かと板挟みにあってしまう。 ある日、会社が外資の投資ファンドに売却され、大規模なリストラ計画が。 陣頭指揮を取るべく上司としてやってきたのは・・・なんと、元妻の根岸咲だった。 二郎は懐かしさを持って咲に話しかけるが、咲は表情を変えずにビジネスライクに答えるだけ。 やはりまだ恨んでいるのか…。 元妻の根岸咲とは、1年半の交際を経て結婚したが、すれ違いから5年で離婚。 その後、現在の妻と再婚するも、理不尽にも一方的に離婚をつきつけられている。バツ2は目前か。 仕事上、一緒に行動することが増えた二郎と咲だが、お互い元夫婦だったことは隠すよう振る舞う。 しかし、実は、ふたりとも結婚生活を思い出さないことはなかったのだ…。 離婚の顛末はこうだ。 二郎は、咲に対し“家庭に入り子供を産んで欲しい”と思っていたが、 咲は、仕事が楽しく、何よりも二郎の収入に不安を感じていたので、2人だけの生活を楽しみたいと言い、当分、子供づくりはお預け。 そうこうしている間に、年齢を重ねた咲は子供が欲しくなり、二郎の希望通りの専業主婦になり“世界一のお母さん”になろうとしていた。 しかし、時すでに遅し…。二郎は、咲にはずっと仕事を頑張ってほしいと思い始めていた。 わずかなタイミングのズレが亀裂となり、二人の間の溝となり、すれ違い生活がそれをより深いものにし、修復不可能な所まで来てしまった。 そして最後の一撃が、二郎の浮気!? ともあれ、最悪とも言える形で離婚した、二郎と咲が、上司と部下として再び向き合うことになったのである。 果たして、ふたりの行く末は!?
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