誠実で思慮深い善人・章吾と婚約しながらも、人を傷つけることもいとわぬ享楽的で情熱的な悪人・聖人との間で揺れるヒロイン・礼子をめぐる三角関係を描く作品。親友・一葉が起こした交通事故現場に取り残された事で、その真相を探るうちに、対照的な性格の二人を礼子は愛し始めてしまう。心の内面にある白と黒、善と悪を描く作品になる予定。昨年放送の金色の翼に作風や音楽が似ていることや、展開の遅さに関して視聴者からは公式サイトに苦情が寄せられた反面、中学生や高校生といった普段昼ドラを見ない層からは好評な作品である。 ヒロインに20歳の女優が起用されるのは愛のことばの鶴水瑠衣以来7年ぶりである。近年の東海テレビ昼ドラと比較すると、ヒロインの相手役の年齢も低めである。 脚本の坂上かつえと岡崎由紀子は、この作品で初めて昼ドラの脚本を担当する。