「世界遺産 時を刻む」のナビゲーター向井理さんがスタジオを飛び出し、オランダを旅する。 向井さんとオランダには不思議な縁がある。大学で農業を専攻し、ずっと考え続けてきた「人と水の関わり合い」。オランダは国土の4分の1が海面下にあり、「堤」を作り水と共存してきた。世界遺産の運河や風車はその産物だ。 そして、中学から続けるサッカー。憧れは白人であれ黒人であれオランダ国籍を持つ選手が最強チームを形成してきたオレンジ軍団だった。全員攻撃・全員守備のトータルサッカーを支える「自由と規律」は、狭い国土を共有財産にして、ここに住む人は民族の分け隔てなく平等であるというオランダ魂から生まれている。さらに日頃から移動の足に使っている自転車。オランダは言わずと知れた自転車王国。起伏のない土地を環境に優しい自転車で駆け巡ると、オランダの街と人の特徴がおのずと見えてくる。 番組では大運河、旧市街の名建築、いまだ現役の巨大風車とその守り人、水上生活を楽しむ家族、次代を担うサッカー少年などを自転車に乗った向井さんが訪ね、ヨーロッパの都市の中でも独特の風貌と歴史をみせるアムステルダムとその近郊から、今も生き続けるオランダ魂の魅力を伝える。
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