神奈川県の中津川で生物の保護と研究に取り組む2人の男性の姿を10年間にわたり追い続けたドキュメンタリー。2000年、神奈川県愛川町と厚木市を流れる中津川に、首都圏最大級の水がめ「宮ケ瀬ダム」が完成。しかし、上流にダムができたことで川に生息する生き物たちに影響があらわれはじめる。愛川町に住む吉江啓蔵さんは、関東地方の限られた河川にしかみられない絶滅危惧種のカワラノギクを保護するため活動を始め、愛川中学校の元教師で、長らく中津川の水生昆虫調査を行っていた齋藤知一さんも、ダムの完成を契機に水生昆虫の調査を再開。カワラノギクは吉江さんの献身的な世話のもとで命を吹き返していき、齋藤さんの調査からは、水生昆虫の知られざる生態やダムの影響で起こった川の環境変化が明らかになっていく。
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