ベストセラー小説『突破者』の作者で、警察からグリコ・森永事件の“キツネ目の男”と疑われた宮崎学氏が、和歌山県の新宮に実在した任侠ヤクザ一家をモデルに描いた人気劇画を的場浩司主演で映画化した痛快任侠アクション。1974年。突然和歌山の白山組組長である父・弓削春男に呼び戻された章吾。彼を待ち受けていたのは白山組存続の危機。窮地を脱するために章吾が下した決断は、ヤクザ家業から足を洗って堅気になるというものだったが……。