東日本大震災で発生した福島第一原原発の事故について、当時の状況を知る内閣関係者にインタビューを敢行したドキュメンタリー「無知の知」が、11月1日から東京・ポレポレ東中野で公開されることがわかった。 日本映画史に残る映画監督・成瀬巳喜男の軌跡を描いたドキュメンタリー「成瀬巳喜男 記憶の現場」で監督デビューを果たした、石田朝也監督の第2作。震災と原発事故が発生して以降、多くの日本人が原発の是非を自問自答するなか、原子力や原発、放射能について、知らないことばかりであることに気付いた石田監督は、約1年をかけて福島をめぐって自身の目で確かめ、被災地の人々や政治家、専門家にも話を聞いてまわった。 自らを「無知の男」と称した石田監督は、時には怒られ、呆れられもしながら、怖いもの知らずに歩み続け、「原発とは何か?」を原子力工学の第一人者に聞き、「新しいエネルギー」に...
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