三十歳にもうすぐ手の届くマミは、マネージャーもつけずに一人、旅廻りをしているストリッパーだ。大阪の劇場で彼女は下働きをしている少年、民夫と出逢う。彼は少し知恵が足りないため、劇場の人々から軽く扱われ時には殴られたりしていた。マミは親がわりの長野にも見捨てられた民夫に、一緒に旅に出ようと誘う。徳島の劇場で、マミは狙さん格の晴美と再会する。晴美は歳下の新しいマネージャー、明と一緒だった。博多の劇場で、たちの悪い踊子のファンシー美希が、民夫を部屋に連れ込んだあげく、マミに対し民夫が太腿を噛んだと因縁をつけてきた。マミが慰謝料を払って落着したが、民夫は深く傷つき自分だけの世界に閉じ込もることが多くなった。毎日部屋で思い出の小石を並べ続けている彼にマミは苛ちを覚えはじめた。関東の劇場に移ったマミは、民夫の将来を考え、スナックのママ、美子に民夫の仕事口を紹介して...
影视行业信息《免责声明》I 违法和不良信息举报电话:4006018900