「AKB48」の田野優花が映画初主演を務め、金子修介監督がメガホンをとった「リンキング・ラブ」が、このほどクランクアップを迎えた。1月21日にクランクインした本作は、約1カ月の撮影を終え、無事に撮了。金子監督は「可愛くて面白い。小柄だけどビッグでパワフルな女優が現れた」と、田野の女優としての才能を絶賛している。 萩島宏氏のネット小説を実写映画化した本作は、バブル末期にタイムスリップした女子大生がアイドルグループを結成するガールズムービー。2017年、両親の不仲に悩む真塩美唯(田野)はある日、魔法のランプから飛び出してきた守護神と名乗る男のパワーによって、バブル末期の91年へ。美唯は“自分が生まれる未来”を守るため、アイドルグループ“ASG16”をつくり、メンバーとなった母とアイドル好きの父の仲を取り持とうとする。 “ASG16”メンバーには田野をはじめ、石橋杏奈、益田恵梨菜、樋井明日香、未浜杏梨、長谷川眞優、眞島優、佐々木しほといったフレッシュな若手女優陣が結集。田野たちはクランクイン前から約2カ月にわたり、ダンス練習に励み、チームワークを育みながら撮影に臨んだ。また、白洲迅、中尾明慶、落合モトキ、加藤諒、木下隆行、大倉孝二、渡辺徹、西村雅彦ら実力派俳優らが脇を固めている。 「AKB48」の活動だけでなく、ミュージカル分野でも活躍する田野は「このお話をいただいた時、こんなに経験豊かなキャストさんの中で、主演というのは大丈夫なのだろうかと不安はありましたが、みなさんに支えていただきながら、無事撮影を終えられました」とニッコリ。コメディ要素を主とする物語だが「美唯から出てくる言葉で、すごく考えさせられる台詞がいくつもあるので、見ていただくみなさんの心に届いてほしいなと思います」とアピールしている。 田野演じる美唯は「AKBに落ちたという設定」と明かした金子監督。「その彼女が何故26年前にAKB48のようなグループをつくるのか、見て下さい、納得出来ます。バラバラだった16人のガールズがひとつに結集してゆく青春は、ウソであっても胸打たれ、今を生きるアイドルたちに敬意を抱くことでありましょう」と語り、本作は「ひとつのアイドル讃歌」であると説明している。 「リンキング・ラブ」は、年内公開。
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