[シネマトゥデイ映画ニュース] 今秋公開される声優業界を舞台にした実写映画『神★ヴォイス』に、主演を務める梶裕貴と羽多野渉をはじめ、田中真弓や山寺宏一といった実際に声優として活躍する面々が出演することが話題になっている。声優が俳優として映画出演することは珍しくないものの、メインキャストが全員声優で固められているというのはなかなかないこと。声だけの演技とはまた異なる、彼らの新しい一面が観られる作品となりそうだ。 映画『神★ヴォイス』は、月刊少年ライバル(講談社刊)の連載マンガを原作にした実写映画。原作は、声優を目指す2人の幼なじみの熱いドラマを描く一方で、声優の仕事を紹介する業界マンガとして人気を集めている作品だ。実写映画版では本物の声優として活躍中の梶と波多野が主演を務めることが発表され、大きな話題を呼んでいた。 主演を務める梶は現在放送中のテレビアニメ「ロウきゅーぶ!」、羽多野もテレビアニメ「乃木坂春香の秘密」などで活躍している一線級の声優。共演陣にも、先輩講師役に森久保祥太郎、浪川大輔、朴路美ほか、山寺、田中といった面々が名を連ねており、声優業界をリアリティーたっぷりに描こうという製作陣の意気込みが感じ取れる。田中は監修も担当しているので、業界ものにありがちな、現実とはかけ離れた描写などは皆無。声優ファンには見逃せない作品となっている。 声優が実写映画に出演するというと一見奇抜さばかりを狙った企画のように思えるが、声優の中には舞台で活躍している人が多いというのはファンならばよく知る事実。事実、最近では「けいおん!」の竹達彩奈が実写映画『ライトノベルの楽しい書き方』に出演するといった例もある。それだけに、声優業界がテーマの作品で声優が俳優として出演するというのはそこまで意外なことでもないのかもしれない。
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