山梨県警捜査一課・強行班には3つの班があり、いずれも検挙率は100%で「最強軍団」と称されている。 ある日、過疎の村で5歳の子供を含む一家三人が惨殺される事件が起きる。課長の田畑(橋爪功)は村瀬(伊武雅刀)率いる三班を出動させる。人手不足のため、楠見(段田安則)率いる二班にも応援に行くよう命じた。 楠見と村瀬は全く正反対のタイプの二人だけに、刑事部長の尾関(寺田農)は捜査に支障をきたすのではないかと心配する。 二班の矢代(金子賢)たちが事件現場に到着すると、そこでは既に三班が捜査を開始していた。二班も早速向かいの家の安田という青年に状況を聞く。安田は、離れの暗室で写真を焼いていると悲鳴が聞こえ、壁の穴から外を覗くと前に白い車が停まっていて何も見えなかったという。詳しすぎるほどの説明を加える安田に楠見の不信感は募った。一方、村瀬たち三班は被害者宅を捜査したが物証に乏しく、これという手がかりは見つからなかった。東出(石橋凌)ら班員の努力で唯一得られたのは、被害者の一人・弓岡洋子(高橋かおり)が数日前に二人の男性に電話をかけていたという記録のみ。洋子とこの二人が同級生と知って、村瀬は二人の聞き込みに向かう。
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